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8.2横浜アリーナ

正式に決まったようです。

本当は夏に調整試合を挟んで欲しかったんですが、せっかくのチャンスを見逃す手はないでしょうね。

相手は元WBAミニマム級暫定王者のファン・ランダエタ。
現在のライトフライ級1位です。

興毅が自分より上のランカーと試合をするということは、今までの「格下としか試合をしない」という雑音を消す絶好の機会です。
しかも世界のベルト付きです。


やるからには勝算があるんでしょう。
そして興毅は勝つでしょう。

個人的にはここでKO勝ちできるかが興味があります。

ミニマムから階級を上げてきたとはいえ、ランダエダはKO率8割を誇るハードパンチャーです。
それだけに、守ったり逃げたりせずに、ベルト奪取に向けて、積極的に打ってくるでしょう。

また日本で試合をする以上、判定で不利が生じる可能性もあるため、最低でも圧倒的なポイント差を付けなければいけないのです。


興毅にとっては「攻めてくる相手をいかに押さえ込めるか」がこの試合の課題であり、劣勢に置かれるような試合展開では、今後のフライ・スーパーフライ制覇などとは言えなくなってしまいます。

軽量級から上がってきたパンチで倒れるような肉体ではないだけに、パワーとスピードをいかに“見せ付けるか”が見せ場になると思います。


また1席500円というシートも人気ボクサーだからできる、いい企画だと思います。
おそらく横浜アリーナはフルハウスになるでしょう。
採算面でゆとりがあるだけに、会場に人を集める話題としては考えられていて、感心しました。



世の中にはまだ『反亀田』のボクシングファンは大勢いると思います。
今回の世界戦はTBSの製作スタッフが『いかにヒーローを演出するか』も重要ではないでしょうか。

常々「オヤジのために世界王者になりたい」と言ってる興毅の“芯”の部分をうまく生かしてもらえれば…。

ボクサーにも製作サイドにも期待しています。
by jj-akira | 2006-05-30 00:21 | 亀田3兄弟


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